常識を疑ってみる

人は、本を読んだり、人からの話を聞いたり、ネットで情報を得たりすると、その情報によってバイアスがかかってきます。それが、何度も何度も繰り返されると、そういったことがあたかも真実かのように思い込んでしまったりします。たとえば以下のようなこと。

① 世界の一流ファンドマネージャーさえ年利20%を出せば超優秀
② 株の9割は負け組
③ リスクは総資産の2%まで
④ 株の世界はプロが素人の資金をかすめ取る世界。素人や個人が勝てる世界ではない
⑤ とにかく安全確実に無理をせずコツコツと利益を積み上げること
⑥ デイトレはアルゴや敏腕トレーダの跋扈する世界、スイングのほうが安全
⑦ トレードは儲けるより、損しないことを考えること

どうでしょうか、これらの言葉を聞いて『なるほど、そうだよね』と思ってしまいがちです。
ですが、一番大切なことは、自分としての確固とした考えです。それは、多くのトレード体験や、検証、ザラバ観察などから固まってきます。

この自分を信じるというものが無ければ、他人の言葉に振り回されて、次々に手法を変えたり、自分のやっていることに不安を感じたりと、トレードの迷路に迷い込むことになります。

私は、どのような言葉を聞いても自分にバイアスをかけないようにしています。いつも心はフリーな状態です。
それで以下が私の考えです。

① 世界の一流ファンドマネージャーさえ年利20%を出せば超優秀
これを鵜呑みにすると、自分はそれ以上の利益を上げることができないとの先入観、深く言えば潜在意識に伝達することになります。上記はあくまでも数十億、数百億の運用をいっているのであって、個人の少額資金にはあてはまりません。それをいっしょにしないことです。

② 株の9割は負け組
だからなんなのと言いたい。これは、情報商材や投資顧問など株初心者を顧客にするための文言に過ぎないのではないか。私がGMOのトレードアイランドや、ブロガーさんの記録をとってもその事実はない。まして、自分が9割の中に入らないといけない根拠は何もない。こういった言葉に感化されないこと。

③ リスクは総資産の2%まで
リスク管理は個人の性格、資金量、余剰資金が否か、金銭的度量などによって変わってくる。少なくともシステムトレーダーで売買ルールとDDで資金管理を調整しているものにとってこのような数値を絶対視する必要はない。

④ 株の世界はプロが素人の資金をかすめ取る世界。素人や個人が勝てる世界ではない。
個人が参加しないと市場は機能しない。その中で勝ち組と負け組が出るのは市場の構造上必然。上記のような言葉を聞いて『そうだよね。素人は勝てないよね。俺やっぱり株止めよう。』と思うのであれば、本当にやめたほうが良い。

⑤ とにかく安全確実に無理をせずコツコツと利益を積み上げること

すんなりと聞くと、すっと呑みこめる言葉。しかし安全、確実、コツコツなどという概念はトレードの世界にはない。ただ確率と統計は存在する。

安全を求めたから資産が増えるものでもない。怖いところ、悩ましい銘柄、危険なポジションに速攻エントリ―できないとコツコツどころか、うまくいって上下にうねるレンジ資産曲線しかない。経験からいって、怖くて入れなかったときはいつもその銘柄は急騰している。

⑥ デイトレはアルゴや敏腕トレーダの跋扈する世界、スイングのほうが安全。
デイトレでうまくいかないからスイングでうまくいく根拠は何もない。逆も真。
時間軸は、人それぞれに、その人の持ち合わせた最適な波長がある。そして、自分に適した時間軸でトレードを行うのが一番よいと思う。

⑦ トレードは儲けるより、損しないことを考えること
これは、どちらかというと裁量の損小利大の考えに基づくもの。システムトレーダーは、勝率、期待値、PR、PF、仕掛け金額、日次平均仕掛け数、平均保有日数、MAXDD、最大連敗などの指標をよりどころにトレード方針を考えるべきもの。
『トレードは儲けることより、損しないこと』はこれら指標の組み合わせの中にすべて含まれている。

つまり、自分で何度も何度も検証し、自分で実トレード体験をして、巷にあふれる言葉を咀嚼し、自分のトレードの参考にすること。巷の常識とされる言葉を何も考えずに鵜呑みにしないこと。

断っておきますが、上記はあくまでも私の考え方です。私の言っていることを鵜呑みにしてはいけない。いろんな考えがあってよいと思います。


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